外遊漫談記

外遊び関連の報告です。キャンプ、サーフィン、釣り、温泉、旅など...

八重山諸島周遊記 その2 波照間島ならぬ…


表題の件、2日目の報告です。

すでに記載の通りですが、2日目は波照間島ツアーで、日本有数の美しいビーチであるニシ浜を見ることが目的でした。

前日にツアー会社から、明日は欠航かもしれない、との連絡があったものの、最後の望みをかけ、食事は朝一番に済ませ、準備万端で、いつでも出発できるようにしてました。

そろそろ、離島ターミナルに向かおうかという時、携帯電話が鳴りました。

これは…、吉報か、それとも…、とりあえず電話をとるしかありません。

 

 

「本日は波照間島行きの便が、欠航になりましたので、ツアーも中止となります。」

 

なんじゃそりゃ〜⁉︎

あ〜ぁ、この時、旅の大きな目的の一つが無くなりました…

 

うーん、困った、悲しい。今日のホテルに向かうか、それとも近辺の別の島に行くか…

 

幸いにも、波照間島行きの船以外はすべて動いてました。近くの島でニシ浜に匹敵するビーチがないものかと、さっそくネットで調べます。

すると、なんと!!竹富島にコンドイビーチなるものがあると、おぉ、これで良し。しかも竹富島行ったことないし。ということで、そのまま離島ターミナルに荷物をガラガラ引きずり向かいました。そして、次出発の竹富島ツアーに参加。水牛車&サイクリングツアーに変更です!ちなみに、サービスで早割適応して頂けました。感謝です。

とりあえず、記念に。今の気持ちはここまでではないものの、光が射してきました。

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ちなみに、お世話になったツアー会社はここです。

安栄観光 | 石垣島・八重山諸島の定期船運航&観光ツアー

 

竹富島堪能

連休最終日の朝の竹富島行きの船は、満員で家族バラバラに座るほどです。百人以上は乗れそうな大きな船なんですが、竹富島人気、恐るべしです。

波に揺れること10分強、すぐに着くのが竹富島でした。船を降りると、ツアー会社が迎えにきてくれて、市の中心部までバスで送ってくれるようです。

バスに乗り、ズイズイ車で町の中心まで向かいます。この辺で気付いたのですが、竹富島の中心は、舗装がされてないのですね。なかなかのびっくりポイントでした。昔の風景を残すために、敢えてやっているのこと。なるほどー。近くの石垣島竹富島はかなり対極にありそうです。

 

水牛車

まずは水牛車に乗りますよ。飲みながら乗れます、いや、乗りながら飲めます。

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いいですね!

といっても、まだ朝一です。しぶしぶながら、自粛します。残念。あー、水牛車のゆっくりとした風に吹かれて、朝からお酒を飲む幸せ、を逃したのが悔やまれます。

 

水牛車は、島の中心街を一周する感じです。といっても、車一台の幅の通りをゆっくりと進んで行きます。

水牛アップです、思っていたより可愛いいです。お客さんを乗せて頑張って引いてくれています。水牛それぞれに名前もあり、生まれも異なるようですね。ガイドのおねいさんがいろいろと教えてくれます。アジア水牛とヨーロッパ水牛がいて、アジアはおとなしくてかわいい、荒くれのヨーロッパ、顔もいかついとかあるみたいです。

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水牛の足元を見ると、路が舗装されておらず、砂なんですよね。なかなか素敵ですねー。

 

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このあたりの家は、八重山の伝統的建築方法で建てられているとのこと。赤瓦、シーサー、サンゴ石の石垣に、ヒンプン(石垣のついたて)など、地域の気候に根差した建築様式みたいです。ちなみに、自販機のある通りが竹富島のメインストリートと教えてもらいました。他の道との違いは、あまり感じません…

 

最後には、乗せてくれた水牛と一緒にグループごとに写真を撮ってもらえます。ここで教えてもらった水牛ポーズは、家族に人気でした。

お次はサイクリングですー。

 

サイクリング

水牛車のお隣にレンタサイクルのお店があったのですが、なぜか1分ほど歩いた場所の方を案内されます。このあたりの業務提携関係はよくわかりませんが、いろいろあるのでしょうね。1分ぐらいなら歩きますよ。そして到着。

できれば、最近流行りの電動自転車に乗りたかったのですが、それは許されないようでした…まあ、それほど起伏がある島でもないようなので、普通の自転車で十分でしょう。

 

コンドイビーチ

まずはコンドイビーチを目指します。地図はもらえるのですが、高い建物や特徴的な建物も少ないので、結構不安になりながらも進む感じです。自転車で進むこと、10分弱、坂を下ると美しいビーチが目に飛び込んで来ます。

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白い砂浜に、美しく青いグラデーションがかかった海。綺麗なビーチだー、さいこー!

とりあえず、海に入ります。

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海に入っても、この透明感です。泳ぎたいなーと思ったのですが、今回着替えは持参していません。これは完全なるミスでした。多少荷物が増えようが、ここまで来たら泳いだ方がいいに決まっています。。。

しっかりと着替えを持参し、泳いでいるグループもあります。その人達を、ぼーっと眺めることぐらいしか出来ません。次回こういう機会!?があれば、必ず水着持参で来ることを、心に誓いました。

 

カイジ浜

続いて、お隣のカイジ浜に向かいます。自転車で、すぐに着きます。さきほどより、天気も良くなり海の青がより綺麗に見えます。

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こちらも美しいビーチですが、遊泳禁止とのこと。それぞれが、木陰でくつろいだり、星砂を探したりして過ごされてます。浜には猫もいます。

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こちらは結構お歳を召された感じの猫です。あとで知ったのですが、竹富島にはかなりの野良猫が元気に暮らしているようで、猫の写真集も発売されているみたいです。

 

ちなみに、星砂は頑張って探さないと見つかりませんでした。見つかっても数個ぐらいです。お土産でたくさん販売されてますので、別の取り方があるのかもしれませんね。

 

クチュ&パラダイスカフェ

ここらでご飯&休憩を取ろうということになり。ネットで調べた結果、クチュ&パラダイスカフェに行くことになりました。まさにパラダイスな外観です。

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中に入ると真ん中に大きな木があり、木陰でゆっくりと寛ぐことができます。外は灼熱ですが、庭はヒンヤリとしていて快適に過ごせます。そして何より雰囲気が素敵です。料理は、チリコンカン、ピザ、スムージーを頼みました。

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とても美味しかったです。チリコンカンなんて、初めて聞いて見て食べましたが、なかなかいけますね!どうやら外国人の旦那さんと日本人の奥さんの夫婦お二人でされているような印象です。この庭のセンスには脱帽です。また行きたいカフェです。

 

南潮庵

最後にお土産をということで、南潮庵に伺いました。砂の坂道を少し登り、下った町の外れの方にあります。こんなお店です。

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クチュ&パラダイスカフェからだと結構近いですね。なんのお店か分かってなかったのですが、行って見るとなんとアクセサリー屋さんでした。地元の素材をメインに使ったものだそうです。植物を育てたり、海岸に漂着物を拾いに行ったりして素材を集められているそうです。オーナーの方はとてもお話好きでいろいろと教えて頂きました。

 

とりあえず、家族に記念として購入。あとで後悔しましたが、自分の分も買えばよかったです…こんな感じのアクセサリーです。

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白いのは植物の実で数珠玉とか呼ばれているようです。なんかいいんですよねー。ほんと自分の分を買わなかった後悔しかありません。

 

サイクリングは好きな時間に終了して良かったので、このあたりで竹富島観光を切り上げて、自転車を借りたお店まで戻ります。さすがに暑さにも疲れてきました。港にから再び石垣島へ戻ります。

されから、もう一度別の船に乗り、本日の宿のある小浜島に向かいます。