静寂の森に包まれる鏡ヶ成キャンプ場
山が見たい。しかも、美しい山が。
ということで、あれこれ考えました。出来るだけ渋滞を避けたい、まだ見たことない山、出来れば独峰がいいかな、などといろいろ検討した結果。
大山が見たい!
ということに決定し、近くの鏡ヶ成キャンプ場を予約しました。
こちらは休暇村のキャンプ場です。各地の休暇村にはキャンプ場がある場合も多いのですが、今回は大山のふもとの鏡ヶ成キャンプ場を訪れました。過去、福井県の越前三国や淡路島の南淡路シーサイドオートキャンプ場にも行きましたが、いい感じのキャンプ場だったと覚えています。
ですので、こちらにも期待が高まります。ちなみに大山を見ながらキャンプができるのかと思ってましたが、そうではないので要注意です。
大山の前に烏ヶ山という山があってキャンプ場からは大山は見えません。烏ヶ山自体もまあ趣のある山ではありますけど、大山を見ながらキャンプしたいという方はご注意ください。ただ、大山に近いので少し移動すればいつでも大山は見れます。
休暇村奥大山鏡ヶ成キャンプ場の概要
- 場所:鳥取県、大山、蒜山高原の近く
- 眺望:大山が見えると思ってたら見えないので注意(烏ヶ山が見える)
- 施設:水洗トイレ、電源サイトもあり。受付棟にシャワーあり
- サイト:結構広いです、10M×10Mはある。サイト間の距離や段差もあり、うまく視線がずれるように設計されている。下地は草地もしくは砂利。大きめの真砂土のようなので水はけは良い。
- 雰囲気:季節がら家族中心かな、あとバイクツーリストも5名ほど
- 特記事項:夏はブヨに注意(とのこと)、5月は蚊さえいなかったです
- 総合評価:また行ってもいいけど、蒜山にもいってみたい
- リンク:キャンプ場 | 休暇村奥大山【公式】
鏡ヶ成キャンプ場の魅力
大山です!と言いたいところですが、キャンプ場から見えないのが辛いところです。キャンプ場へ向かう道中や、キャンプ場を超えたところでも大山の勇壮な姿は見れるのですが、キャンプ場からは目の前の烏ヶ山しか見えないのです。こちらもいい山なんですが、ここまで来る方は大山を目指して来る方もいるでしょうから。
ただ、サイトの設計はかなり秀逸で、段差や木をうまく活かして、周囲に気を使わなくてもいいようにデザインされていると思いますし、周りに豊かな林、森に包まれており、それだけでも十分に目的地とする価値のあるキャンプ場だと思います。
鬼女台
蒜山高原からキャンプ場に向かうまでに結構な峠を越えます。道は二車線で気持ちよく走れます。その途中に鬼女台という展望台があり、見晴らしがよいです。
車を止めて、ちょっと歩きます。すでに標高900メートル近いです。
左が大山、右が烏ヶ山です。なかなかの眺望です。
キャンプ報告
鬼女台を超えると、ほどなく休暇村に到着です。キャンプ場は少し離れたところに入り口があります。
ちなみに、鏡ヶ成にはスーパー等はありません。蒜山高原のかなり東に行かないと買い物はできないのでご注意下さい。事前に買い物は済ませておくべきですね。蒜山高原にスーパーは二軒ありますが、東の方が品揃えは豊富、でもそこまで大きくないので、要注意です。
ざっくりとキャンプ場を紹介します。
受付管理棟
中にはシャワー室もあります。薪や多少の必需品は販売しています。
マップ
結構広いです
全体イメージです
炊事場
トイレ
どちらも綺麗ですね。
烏ヶ山です
ざっとこんなイメージのキャンプ場です。まさに高原にあるキャンプ場というイメージです。
蒜山ハーブガーデンハービル
買い出しのついでに、蒜山高原の南側にあるハーブ園に向かいました。カフェ、レストラン、ショップ併設です。ラベンダーが多いのですが、開花は7月頃のようで、この時はまだ早かったです。でも、ここから眺める蒜山三座は素晴らしく美しいです。
カフェの席から、気持ちいいです!
ガーデン
奥まで上がりました、蒜山三座が輝いてます
ご飯も食べられるので、予想以上にくつろいでしまいました。ラベンダーが咲くとさらに綺麗でしょうね。
蒜山高原のことを関西の軽井沢と言うらしいのですが、気持ち良さは十分に伝わってきます。(ただし、残念ながら軽井沢には行ったことないですが…)
大山
今回の目的はこれなんです。素晴らしい山の景色を見ないと帰れません。鏡ヶ成から鍵掛峠の方に向かいます。
鏡ヶ成からは下りになります。下りきったところで、絶景に出会えました。
桜と新緑、そして大山の南壁です!
これこれ、こんなのを期待してましたよ。神々しくもある美しさですね。
次の日には、さらに先の鍵掛峠に向かいました。大山を近くに見ることが出来ます。
新緑が綺麗ですが、秋の紅葉も美しいみたいですね。大満足です。
そろそろ、キャンプ場に帰ります。
この日は蒜山高原にあるワイナリーのワインで乾杯です。
ワイナリーはこちら、ほんとは山ぶどうのワインを購入したいところですが、高くてあきらめてしまいました。やっぱりワインが飲みたかったので、スーパーで廉価版を買いました。
そして最後はやっぱり。
編集後記
帰りに露天風呂番付で有名な湯原温泉に立ち寄りました。有名なダムの下にある砂湯の近くは駐車場はいっぱいでしたが、残念ながら街はすこし寂しい感じでしたね。もっと栄えているのかと思いましたが・・・。
砂湯に入りたかったのですが、家族の反対で近づけず。共同浴場の湯本温泉館に入りました。ちょっと狭いですが、人も少ないのでリフレッシュできました。
以上、報告でした。