八重山諸島周遊記 その4 西表島 ホテル編
西表島に渡る船は、嵐の中を行くように進みます。さびれた遊園地のジェットコースター並みの揺れで、お客さんからも悲鳴がたまに上がります。
調子に乗り、後方にあるオープンスペースに着席したことで、波しぶきでかなり濡れました。どうやら、風向きと座る場所によってはずぶ濡れになるみたいです。
絶対に濡れたくない方は、船内に座りましょう。この日は週中でしたが、満員でしたので、早めに並ぶことをお勧めします。
ただ、この時は遠くの方に台風があり、波が高くなっていたみたいです。
フェリーから西表島の眺め
なんとなく、ジュラシックパークぽい、というか、緑と渓谷がハワイのカウアイ島に近い雰囲気があると思いました。(が、ハワイには行ったことありません、すんません、適当かも)
ニラカナイ西表島
港に着くと、小浜島と同様にホテルのバスが迎えに来てくれてました。西表島にも、いろいろと宿泊施設があり、パイヌマヤと迷いましたが、とりあえず王道から行ってみよう、ということでニラカナイに泊まりました。バスの移動中に流すホテルの紹介ビデオにすごい力が入ってましたね…
https://nirakanai-iriomotejima.jp
ロビー
アジア風です。バリでしょうか。(そこも行ったことないです💦)
館内に入ると、いい匂いがします!このあたりは海外のリゾートをイメージしているのでしょうね。エントランスも小ぶりではありますが、それなりの雰囲気です。
できれば、沖縄、八重山諸島の風土、建築にこだわって欲しかったですが、まあ建てた時代がそういう感じだったんでしょうね…。
<良いところ>
・スタッフの方がフレンドリー&しっかりしてる
・ツアーデスクもしっかりしている
・砂浜の前にあってロケーションも良い、海に沈む夕日が眺められる
・食事も、まあ美味しい
<悪いところ>
・3人以上だと、エクストラベッドを使用する場合があるが、これが硬くて寝心地が悪い、大人だと1泊で結構つらい感じです
今回泊まった中ではもう一度泊まりたかったホテル&島となりましたが、そのあたりは島の自然をどう捉えるかというところで、意見が分かれそうです。
で、小浜島のニラカナイと両方泊まって思うのは、全く別のホテルだな、ということです。あまり交流もないのかなあ。この場合はいい方に働いていて、小浜島より断然しっかりしていて、フレンドリーな印象を持ちました。
部屋からの眺め
これは朝の風景です。部屋にコーヒーメーカーが備えてあるので、朝の爽やかな空気の中で、最高の一杯を楽しめました。
それから、ちょうど西向きなので夕方だと目の前の海に太陽が沈むことになります。
こんな感じです!
しばし、ホテルを散策します。ジャングルの中に本を読めるスペースと、セルフで作るカフェがあります。入口です。
蚊に栄養を供給することになるのかなと、用心して向かいましたが、虫よけの機械や、虫除けスプレーも準備してあって、心配したほどではありませんでした。奥に見える大きな木の下に本棚が設置してあります。
備え付けのジュースやコーヒーがあって、ジャングルの中でくつろげます。
続いて海側に向かいます。砂浜には、プールの横の道を抜けて行きます。
林を抜けると、海が広がります。
こちらの砂浜は、川で運ばれた川砂のようです。珊瑚でできた砂浜のように白くはありませんが、キメが細かい砂です。
小浜島と同じく、ヤドカリとカニは沢山生息しているようです。もう、そこら中にいます。気を付けて歩かないと、踏んでしまいそうになります。
と、一通りホテルを散策しました。
この日は午後からは、クーラの滝ツアー、 夜はジャングルツアーと参加する予定です。ちょっと、文章が長くなりそうなので、今回はホテルだけで終わります。
書くのって結構エネルギー使いますね。
以上、報告でした。
八重山諸島周遊記 その3 小浜島
二泊目から三泊目は、小浜島に泊まります。宿はニラカナイ小浜島です。
竹富島から帰ってきて、再び小浜島行きの船に乗ります。離島ターミナルから30分弱でしょうか、こちらも竹富島と同じく近いです。
小浜島に着くと、ホテルのお迎えがあり、バスで10分程度でホテルに到着となります。
今回、小浜島に泊まるにあたり、ニラカナイ小浜島か、はいむるぶしのどちらか迷いました。ネットで口コミを見る限りは、はいむるぶしの方が良さそうでしたが、はいむるぶしにも否定的な意見もあり、悩みどころです。
で、結局はニラカナイにしました。どちらも行ったことなかったので、最後は値段で決めました。高いお金払ってがっかりするのは嫌ですしね。ニラカナイは、一部屋一泊3万円ほどでした、はいむるぶしは5万円弱だったような。
ニラカナイ小浜島
<良いところ>
・ホテル内の庭木がしっかりと管理されていて美しい
・従業員の方が概ねフレンドリー
・星がめちゃ綺麗(これは八重山の離島ならすべてそうかも)
・施設は古いが、部屋は広く海も眺められた
・海沿いの深いプールは綺麗で眺めも良く良い
<悪いところ>
・お風呂に動く黒いバケモン(ゴ○)が出た、バカヤロー!久しぶりに使う部屋は先にチェックするべきでしょう
・フロントで対応が極めてビジネスライクな方がいる、ただ機嫌が悪いだけなのかも…
・ビーチ近くのカフェ的なもの⁉︎が値段に比べて内容がしょぼい
で、写真でちょこっと案内。
ビーチの前のプールハウス、プールは人がいたので写真は遠慮しました。深さ2mぐらいあるプールです。それほど広くはありません。
ガジュマル広場。ビーチの近くにあります。夜はライトアップされて綺麗ですね。
部屋からの眺め。遠くに見えるのが海です。
頑張っている感じではあると思います。ビーチまでは遠いのですが、朝から夜まで15分に一本バスがあるので、それほど気になりませんでした。
ということで、2日目のお昼過ぎにニラカナイにチェックイン。とりあえず海だー、ということで、着替えてビーチに向かいます。
よし泳ごう!と海に入るも、あら?どこまで行っても浅い…、とういうかスネぐらいまでしか深さがありません。泳ぐのに必死💦
どうやら、フロントにしっかりと案内があり、潮の関係でかなりの引潮になっている模様、この日は泳ぐのは午前中が良かったみたいです。
ちなみに満月と新月は大潮と覚えておけば間違いありません。この時、星が綺麗に見えたので新月に近く、潮が大きく引いたようです。で、泳げません。それでも、ほぼ、匍匐前進のような姿勢で、何匹かの綺麗な魚は岩の近くで見れました。
仕方ないので、海から上がってプールで泳いだり泳がなかったり。砂浜でビーチコーミングしたり。して過ごしました…。
小浜島2日目
2日目は朝から海に、潮がたっぷりで、深いほどです。
でも、この日は風が強かったので、泳ぎはそこそこにしておきました。
再サイクリング
昼からは竹富島に続きサイクリングで島を巡ります。小浜島は大きくアップダウンもあるので、念願の電動自転車をゲット、これはサイコーに気持ち良いです。小浜島を巡るには、普通の自転車では、普通の人は無理だと思います。
まずはシュガーロード、気持ちいい一本道です。
でも、ちゅらさん見たことないんです、ほんとにすんません…
こはぐら荘
見たことないのに、恥の上塗り。今はどなたかが住まわれているようです。
次にウフダケに登ります!高さは99メートル、10分程度で登れますが、思ったより勾配がキツくかなりの急斜面です。運動不足の体にはこたえます。ただ!頂上はぐるっと一周絶景が広がってます。
頂上写真。天気も良く最高の景色でした。青色のグラデーションがなんとも言えません。
頂上からは、行きたくても行けなかった憎っくき波照間島も見えるとか、でも今の濁った瞳には見えないようで、いったいどれが波照間島かはわかりませんでした。ぜひまた波照間島にも行ってみたいです。
ちなみに夏の真っ盛りでしたので、かなり暑かったです。島内は自販機が少ないので、自販機を見つけたらこまめにドリンクを買うことをお勧めします。日陰もないので、暑さはハンパありません。(ツアーデスクで水のペットボトルをサービスしてもらえました。)
ウフダケを降りて、続いては小浜島の西の果てまで向かいました。
海人公園、マンタの像があります・・・
こちらの港のお店で休憩できますが、お昼過ぎまでしかやってないようで要注意です。あまりにも暑すぎて熱中症になりそうだったので、かき氷を頂きました、生き返ります。
海人食堂 くばざきの港家~ (うみんちゅしょくどう くばさきのはまや~) - 竹富町その他/魚介料理・海鮮料理 [食べログ]
その後、公園の浜の磯で、しばらく探索、カニとか綺麗な魚を発見。
カニです
綺麗な小魚
そんなこんなで、磯遊びも堪能したので、そろそろ戻ります。海人公園から帰る際は、結構な登りになりますが、電動自転車のお陰で気持ちよく進めました。ほんとに素晴らしいです。
居酒屋
小浜島ではリゾート付属のレストランでは飽きる方も多いのか、十数件の居酒屋さんがあり、しかもホテルまで無料で送迎してくれます。また、ニラカナイではチェックインの際に、島内のレストランについてお勧めも含めて教えてもらえたので、これは親切だと思いました。
1泊目は、ホテルのレストランで食事をしましたが、やはりせっかくなので島の居酒屋にも行って見たいということで、二泊目の夜は「やらます」にお伺いしました。
朝食も含めてホテルの食事に飽きてきた頃なので、猛烈に注文し、勢い良く食べて、食べ過ぎてしまいました。それで、写真もあまり撮らなかったのかな…
定番 海ぶどう
余談ですが、石垣市内でも市場やお土産屋さんで大盛りで500円で売ってます。当たり前ですが、生産地に近いので安さを実感します。
えっと、豆腐的なものです。名前を忘れてしまいました。
とうことで、久しぶりの居酒屋メニューで大満足でお腹一杯。帰りもちろん送ってもらえます。30分程度前に伝えておくとスムーズですね。
星空
八重山諸島は星が非常に綺麗です。特に月が陰る新月に近いと星が綺麗に見えます。ホテルに帰ってから、ビーチで星空鑑賞会が開催されていたので、参加しました。
バスには乗り遅れたので、歩いてビーチまで向かいましたが、まあ歩けないことはないです。15分くらいかな。ただし、ビーチ行く途中のティンガーラハンモックのところまでしか灯りがなく、その後は恐怖との戦いですね。月がなければ暗くて怖いですが、本当に星空が綺麗に見えます。
ビーチに着くと、ビーチベッドに案内され寝ながら星を眺めることができます。係の方が、星や星座について一通り説明してくれますので、ぜひ参加されることをお勧めします。
ということで小浜島の滞在も終わりつつあります。明日はまた一度石垣島に戻ってから、西表島に渡ります!
八重山諸島周遊記 その2 波照間島ならぬ…
表題の件、2日目の報告です。
すでに記載の通りですが、2日目は波照間島ツアーで、日本有数の美しいビーチであるニシ浜を見ることが目的でした。
前日にツアー会社から、明日は欠航かもしれない、との連絡があったものの、最後の望みをかけ、食事は朝一番に済ませ、準備万端で、いつでも出発できるようにしてました。
そろそろ、離島ターミナルに向かおうかという時、携帯電話が鳴りました。
これは…、吉報か、それとも…、とりあえず電話をとるしかありません。
「本日は波照間島行きの便が、欠航になりましたので、ツアーも中止となります。」
なんじゃそりゃ〜⁉︎
あ〜ぁ、この時、旅の大きな目的の一つが無くなりました…
うーん、困った、悲しい。今日のホテルに向かうか、それとも近辺の別の島に行くか…
幸いにも、波照間島行きの船以外はすべて動いてました。近くの島でニシ浜に匹敵するビーチがないものかと、さっそくネットで調べます。
すると、なんと!!竹富島にコンドイビーチなるものがあると、おぉ、これで良し。しかも竹富島行ったことないし。ということで、そのまま離島ターミナルに荷物をガラガラ引きずり向かいました。そして、次出発の竹富島ツアーに参加。水牛車&サイクリングツアーに変更です!ちなみに、サービスで早割適応して頂けました。感謝です。
とりあえず、記念に。今の気持ちはここまでではないものの、光が射してきました。
ちなみに、お世話になったツアー会社はここです。
竹富島堪能
連休最終日の朝の竹富島行きの船は、満員で家族バラバラに座るほどです。百人以上は乗れそうな大きな船なんですが、竹富島人気、恐るべしです。
波に揺れること10分強、すぐに着くのが竹富島でした。船を降りると、ツアー会社が迎えにきてくれて、市の中心部までバスで送ってくれるようです。
バスに乗り、ズイズイ車で町の中心まで向かいます。この辺で気付いたのですが、竹富島の中心は、舗装がされてないのですね。なかなかのびっくりポイントでした。昔の風景を残すために、敢えてやっているのこと。なるほどー。近くの石垣島と竹富島はかなり対極にありそうです。
水牛車
まずは水牛車に乗りますよ。飲みながら乗れます、いや、乗りながら飲めます。
いいですね!
といっても、まだ朝一です。しぶしぶながら、自粛します。残念。あー、水牛車のゆっくりとした風に吹かれて、朝からお酒を飲む幸せ、を逃したのが悔やまれます。
水牛車は、島の中心街を一周する感じです。といっても、車一台の幅の通りをゆっくりと進んで行きます。
水牛アップです、思っていたより可愛いいです。お客さんを乗せて頑張って引いてくれています。水牛それぞれに名前もあり、生まれも異なるようですね。ガイドのおねいさんがいろいろと教えてくれます。アジア水牛とヨーロッパ水牛がいて、アジアはおとなしくてかわいい、荒くれのヨーロッパ、顔もいかついとかあるみたいです。
水牛の足元を見ると、路が舗装されておらず、砂なんですよね。なかなか素敵ですねー。
このあたりの家は、八重山の伝統的建築方法で建てられているとのこと。赤瓦、シーサー、サンゴ石の石垣に、ヒンプン(石垣のついたて)など、地域の気候に根差した建築様式みたいです。ちなみに、自販機のある通りが竹富島のメインストリートと教えてもらいました。他の道との違いは、あまり感じません…
最後には、乗せてくれた水牛と一緒にグループごとに写真を撮ってもらえます。ここで教えてもらった水牛ポーズは、家族に人気でした。
お次はサイクリングですー。
サイクリング
水牛車のお隣にレンタサイクルのお店があったのですが、なぜか1分ほど歩いた場所の方を案内されます。このあたりの業務提携関係はよくわかりませんが、いろいろあるのでしょうね。1分ぐらいなら歩きますよ。そして到着。
できれば、最近流行りの電動自転車に乗りたかったのですが、それは許されないようでした…まあ、それほど起伏がある島でもないようなので、普通の自転車で十分でしょう。
コンドイビーチ
まずはコンドイビーチを目指します。地図はもらえるのですが、高い建物や特徴的な建物も少ないので、結構不安になりながらも進む感じです。自転車で進むこと、10分弱、坂を下ると美しいビーチが目に飛び込んで来ます。
白い砂浜に、美しく青いグラデーションがかかった海。綺麗なビーチだー、さいこー!
とりあえず、海に入ります。
海に入っても、この透明感です。泳ぎたいなーと思ったのですが、今回着替えは持参していません。これは完全なるミスでした。多少荷物が増えようが、ここまで来たら泳いだ方がいいに決まっています。。。
しっかりと着替えを持参し、泳いでいるグループもあります。その人達を、ぼーっと眺めることぐらいしか出来ません。次回こういう機会!?があれば、必ず水着持参で来ることを、心に誓いました。
続いて、お隣のカイジ浜に向かいます。自転車で、すぐに着きます。さきほどより、天気も良くなり海の青がより綺麗に見えます。
こちらも美しいビーチですが、遊泳禁止とのこと。それぞれが、木陰でくつろいだり、星砂を探したりして過ごされてます。浜には猫もいます。
こちらは結構お歳を召された感じの猫です。あとで知ったのですが、竹富島にはかなりの野良猫が元気に暮らしているようで、猫の写真集も発売されているみたいです。
ちなみに、星砂は頑張って探さないと見つかりませんでした。見つかっても数個ぐらいです。お土産でたくさん販売されてますので、別の取り方があるのかもしれませんね。
クチュ&パラダイスカフェ
ここらでご飯&休憩を取ろうということになり。ネットで調べた結果、クチュ&パラダイスカフェに行くことになりました。まさにパラダイスな外観です。
中に入ると真ん中に大きな木があり、木陰でゆっくりと寛ぐことができます。外は灼熱ですが、庭はヒンヤリとしていて快適に過ごせます。そして何より雰囲気が素敵です。料理は、チリコンカン、ピザ、スムージーを頼みました。
とても美味しかったです。チリコンカンなんて、初めて聞いて見て食べましたが、なかなかいけますね!どうやら外国人の旦那さんと日本人の奥さんの夫婦お二人でされているような印象です。この庭のセンスには脱帽です。また行きたいカフェです。
南潮庵
最後にお土産をということで、南潮庵に伺いました。砂の坂道を少し登り、下った町の外れの方にあります。こんなお店です。
クチュ&パラダイスカフェからだと結構近いですね。なんのお店か分かってなかったのですが、行って見るとなんとアクセサリー屋さんでした。地元の素材をメインに使ったものだそうです。植物を育てたり、海岸に漂着物を拾いに行ったりして素材を集められているそうです。オーナーの方はとてもお話好きでいろいろと教えて頂きました。
とりあえず、家族に記念として購入。あとで後悔しましたが、自分の分も買えばよかったです…こんな感じのアクセサリーです。
白いのは植物の実で数珠玉とか呼ばれているようです。なんかいいんですよねー。ほんと自分の分を買わなかった後悔しかありません。
サイクリングは好きな時間に終了して良かったので、このあたりで竹富島観光を切り上げて、自転車を借りたお店まで戻ります。さすがに暑さにも疲れてきました。港にから再び石垣島へ戻ります。
されから、もう一度別の船に乗り、本日の宿のある小浜島に向かいます。
八重山諸島周遊記 その1 出発〜宴
今回は旅の報告です。数年に一度、少し長めの、といっても一週間程度ですが、旅行に行くことにしており、綺麗な海が見たい!ということで、八重山諸島に向かいます。
石垣島、小浜島、西表島と巡って、最後に石垣島に戻って来ます。波照間島にも是非行ってみたかったので、オプショナルツアーで巡る予定です。ニシ浜を見るのが楽しみです。
それでは、以下のとおり報告いたします。
いざ石垣島に向けて出発
当方、関西在住ですので、伊丹空港から石垣島に向かいます。この旅のためにマイルを頑張って貯めてきましたので、特典航空券で予約しました。ただ、伊丹⇄石垣島の直行便は人気かつ、もともと特典航空券の設定が少ないのか、予約は難しそうでした。仕方なく伊丹⇄沖縄⇄石垣島で手配しました。まあのんびり行きます。
当日、伊丹までは車で行きました。特に帰りの電車が苦手で、疲れた体で大きな荷物を持って、さらに疲れるのは辛いので…。いろいろ調べると、伊丹空港の駐車場は高いようなので、JPパーキングという民間の駐車場にお世話になりました。6泊7日で1万円弱でした。
特に問題ありませんでした。空港まで送迎して頂けますが、この時はANAに乗るはずが、JALの乗り場で降ろされました…まあいいんですけどね。こんなことではめげません。
気を取り直し、搭乗して機体が安定したら、さっそくの乾杯です!
休みだからこその贅沢ですね。出発して早々の乾杯は最高です。
途中、沖縄で乗り換えでしたが、時間があったので、手荷物検査場の中から戻ることにしました。調べたところ海外だとパスポートの関係で出れない場合もあるようですが、今回はサクッと出してもらえました。
お昼は特段沖縄らしくもなく、なぜか家族の都合で、イタリアンをチョイス。これから沢山沖縄料理が食べられる、からでしょうか。
機内からの眺めです。だんだんと海が青く輝いてきました。改めて八重山の位置を確認すると、ほぼ台湾なんですね、沖縄本島よりも台湾の方が近いみたいです。遠くまで来ました。
そんなこんなで、石垣空港に到着!
以前の空港はかなりこじんまりとしていたのですが、新しく建て直され、すごく立派になってました。雰囲気もいいですね。その変わり市街地からは遠くなっています。空港からは一人500円で離島ターミナルまで定期的にバスがあります、所用時間は30分強です。便利ですね。
今日は街の散策が中心、明日は波照間島ツアーなので、離島ターミナル前のホテルミヤヒラにお世話になります。街にも近く、離島ターミナル、バスターミナルも近い、最近お部屋も改装されており、快適に過ごせました。
宿泊料も、連休ではありましたが、3人で3万円弱でした。リゾートホテルと比較すると、リーズナブルでいいですね。
散策&たい焼き&宴
チェックインしてしばらく休憩、その後、街に繰り出すことにしました。ユーグレナモールでブラブラしてから、この日の目的地の一つである「島たい焼き」屋さんに向かいます。
灼熱の太陽の下、歩くこと30分(距離1.5km程度ですが暑くて…)、暑い、遠い、辛い。熱中症になるのではというところで、ようやく到着。ホテル近辺で自転車を借りられるようなので、ぜひそれをお勧めします。
さっそく、注文して店内で涼ませてもらいます。で、これが噂の島たい焼きです!そうきたか、て感じですね。
普通においしく頂けました。たい焼きの方は中身の餡がすこぶる熱いのでお気をつけください。もうひとつ、マンゴーあんたい焼きも注文しました。こちらも期待通りの味でおいしいかったです。甘いものを食べて、なんとか疲れた体も回復して、帰る元気が湧いて来ました。遠くて暑いですが。。。
帰りも行きと同じ距離を歩いて帰ったのですが、なぜか帰りの方が早く感じました。日が落ちつつあって、暑さが和らいだのか、道が分かったからなのかは不明ですが、行きほど辛くはありませんでした。たい焼き効果かもですね。
そして本日2つ目の目的地に向かいます。
石垣島ビレッジです!
最近、はしご酒の推奨のためか、こういった形式のオープンスペースに複数の料飲店が入っているお店が増えて来ていますが、まさか石垣島でお目にかかるとは思っていませんでした。ぜひ行きたいということで、突撃ですー。
いろいろ迷いましたが、2階の焼き鳥の店にはいりました。看板の目の前の席でした。
まずは、オリオン生から堪能、石垣はどこのお店行ってもオリオンビールがありますね。冷たくて、軽くて、クリミーな泡で飲みやすくて、石垣の暑い夜に合います。おつまみと、鶏皮、つくねなど串を何本か注文しました。おいしかったです。
そして、締めに1階のラーメン屋に移動。牛のだしベースの中華そば屋さんです。
石垣中華そば ウシのカドデ
あっさりとしたスープの中にも味わい深さがあり、とっても美味しいラーメンでした。見た目はこんな感じです。今画像を見ても美味しそうなラーメンですね…もう一回食べないなあ。量も結構あり、お腹一杯になりました。なおラーメン鉢は斜めに傾いており独特です。
そしてラーメンのお供に、泡盛も注文。地元ではもっぱら水割りで飲むようです。焼き鳥屋さんで、お勧めの請福の直火をすでに頂いておりましたので、こちらでは八重泉にしました。予想より量が多く、驚きながらも美味しく頂きました。酔っ払ってきたので、残念ながら味は詳しくは覚えてません…すみません。
こうして八重山周遊の1日目の夜は更けていきました。明日は、朝早くから波照間ツアーに向かいますので、飲みすぎは禁物です。帰って寝ましょー。
ところが、宿に帰ってツアー会社から連絡があり。もしかしたら明日は波の影響で欠航の可能性もあり、また明朝最終の連絡をします、とのこと…
えー⁉︎旅のハイライトのひとつが危機。うーん、煮え切らない気持ちで寝ることに。どうなのよ。
以上、1日目の報告でした。
やっぱ風呂最高 南紀串本リゾート大島
南紀串本リゾート大島の概要
- 場所:本州最南端の和歌山県潮岬の対岸にある、紀伊大島
- 眺望:雄大な太平洋が望めます(サイトからは見えないと思う)
- 施設:素敵なお風呂(温泉ではない、有料)、水洗トイレ
- サイト:奥行はあるけど、ちょっと幅が狭いかも、テントとタープ張るとかなりきちきち、下地は芝か草、柔らかい
- 雰囲気:ファミリー中心、コテージは若者も多そう
- 特記事項:お風呂が有名、サイトの数とトイレの数があってなくて混む
- 総合評価:機会があれば行く
- リンク: 南紀串本リゾート大島
南紀串本リゾート大島の魅力
このキャンプ場の魅力は、なんと言っても「露天風呂」でしょう!太平洋の絶景を眺めながら湯船につかることができるのは、最高のひと時ですね。このためだけに、このキャンプ場に来る価値はあると思います。
キャンプ報告
今回のサイトは、奥まった所をさらに左手に入ったコテージの裏側でした。冒頭に書いた通り、ちょっと幅が狭くお隣さんと近いですね。「小川張り」というやつ(多分合ってるはず)を斜めにやりましたが、もう少し余裕が欲しいです。
海が眺められる絶景、と勝手に想像してましたが、お風呂場付近に張らないと海は見えそうにありません。ちなみに、海が見えそうな場所は、訪問した際はキャンプサイトとしては使われてないようでした。コテージに泊まると棟によってはですが、海が見えそうかなという感じですね。海が必ず見たいという方はコテージの事務所側を押さえましょう。キャンプサイトからは木が生い茂っているので、海は見えません。
もし、お風呂付近のサイトに張ることができれば、こんな感じなんでしょうね。太平洋に浮かぶ島もあって素敵なキャンプ生活を送れそうです。
この時、季節は夏の真っ盛りでした。キャンプ場から海に行けると聞いたので、端まで向かいましたが、海岸までかなり降りる必要があり断念。しかも聞くところによると、砂浜ではなさそうです。泳ぎたい方は、ここでも泳げそうではありましたが…
ということで、車に乗って橋杭海水浴場まで移動。こちらで、海を満喫しました。滑り台なども浮かべてあり、楽しめましたよ。
ちなみに、橋杭海水浴場に向かう前に、大島内にあるもう一つの海水浴場も見に行ったのです。白野海水浴場です。
この時は夏休みだったためか、非常に混雑しており、車を止めることもできず。ビーチ(小石まじりの砂かな)も、通勤ラッシュのような混雑、音楽を鳴らしてる方もおり、荒れた感じに仕上がっていたので、ここは避けました。ただ、海は綺麗そうでしたね。岩場もあって遊べそうな感じでした、残念。
この時は釣りも少しだけしましたが、南国らしく綺麗な魚が泳いでました。ちょっと新鮮な驚きですね。ちなみに釣果はゼロでした…
次の日は天気も良く、周辺観光をしました。大島の中には、エルトゥールル号の遭難と救援の舞台となった樫野埼灯台があります。灯台に行くまでには、トルコ記念館があり、当時の事件について詳しく知ることができました。
灯台から太平洋を望みます。なかなか清々しいですね。
その他
帰りに潮岬を一周しました。潮岬にもキャンプ場があり、オートキャンプ場ではありませんでしたが、まさに岬の先の方にあるのでロケーションは抜群です。でもちょっと風が強そうな感じでしたね。
編集後記
今回、夏の真っ最中にキャンプで2泊しましたが、風も無く、南国だからなのか湿度も高く、夜が非常に寝苦しかったです。まるで都会の夜のような暑さに、心底まいりました。夏と言えば海でキャンプというイメージですが、昼間も夜も暑いですよね…早くコットン素材のテントを購入したいです。
以上、報告でした。
いろいろコスパ最高!てんきてんき丹後オートキャンプ場
てんきてんき丹後オートキャンプ場の概要
- 場所:京都府の北、丹後半島の西の付け根
- 眺望:川沿いのサイトで空が広い、神々しい立岩の眺め
- 施設:水洗トイレ(最近ちょっと改修)、冷水シャワーあり
- サイト:まあ広い、テントとタープ貼れる、下地は砂利で硬く、寝床対策必要です
- 雰囲気:ファミリー中心、たまに複数家族グループも
- 特記事項:海に近い、温泉(有料)に近い、道の駅に近い、比較的リーズナブル
- 総合評価:また行くことになる
- リンク: オートキャンプ場 | てんきてんき丹後のオートキャンプ場情報
てんきてんき丹後オートキャンプ場の魅力
このキャンプ場の魅力は、開放感のあるサイト、海から程よく近く、海水浴にも釣りにも便利、有料ですが歩いて行ける温泉施設がある。そして、立岩の素晴らしい景観のもとで乾杯ができる。さらに、なんと言っても、いつもリーズナブルで比較的空いている。まあ、いろいろいいところあります。年に2回は行ってます!
やっぱ一番は立岩ですかねー。 夕焼けに染まる姿も綺麗です。
キャンプ報告
サイトは川に沿って海側まで続いています。道の駅や管理人室に近い場所には、電源サイトもあります。少しでも清潔な方がいいという人は、道の駅のトイレも24時間開いてますので、手前のサイトにされると良いと思います。
サイトはこんな感じですね。
これは中程を過ぎたあたりです。車の奥に少しだけ見えている建物が、トイレ、水シャワーがある建屋です。海にも近く、キャンプ場らしさと開放感があります。
この日は天気が良かったので、海に向かいます。キャンプ場を抜けて海に向かって歩いていくと3分程で着きます。スタンドバイミーに出てきそうな橋、仮にキングブリッジと呼びましょう(勝手なイメージですみません…)を渡った向こう側が海水浴場になっています。
キングブリッジの手前にも砂浜がありますが、釣りなどをしている人が多いイメージですね。海水浴場にはなっていないようですので、遊泳はやめておきましょう。
まだ寒かったので砂場で遊びました。結構大きめの花崗岩を砕いたような砂浜です。とりあえず子どもらは砂に埋もれたかったらしく、埋めてあげました。こちらは川側で、向かって左手から海に注いでいます。
海水浴場は急に水深が深くなります。十分に気を付けて下さいね。それから、立岩の周りも沖に流される海流が発生する可能性があるので、遊泳禁止です。
てんきてんき村の中程のサイトは、川とサイトの間にスペースがあり、このスペースを焚火などに活用できます。ゴチャついた写真で申し訳ないですが、これぐらいの人数は入れます。
ただし川の柵はありません。お酒も入ると危険ですので、十分に注意してください。
その他
海側にあるトイレは、清掃はきちんとして頂いているのですが、どうしても設備の痛みが目立ちました。それが、前回訪問した際には、床が綺麗に整備されていました。嬉しいことです。欲を言えば、鏡を付けて貰えたら良かったですが…海側のトイレには鏡がないのでご注意ください。
それから、近くの温泉はこれです。歩いてでも行けます。
編集後記
突然空いた週末や、人気のキャンプ場が取れない場合など、常に期待に応えてくれる存在、それがてんきてんき村です。
うちも結構お世話になってます。
以上、報告でした。
天空の 飛騨たかね野麦オートビレッジ
飛騨たかね野麦オートビレッジの概要
- 場所:岐阜県と長野県の境、有名なあの野麦峠に近い
- 眺望:前に御嶽山、後ろに乗鞍岳と3000m級の山に挟まれる
- 施設:水洗トイレ、立派な温水シャワーあり
- サイト:結構広い、テントとタープ貼れる、下地は芝か草、柔らかい
- 雰囲気:ファミリー中心、たまに複数家族グループも
- 特記事項:これぞキャンプ場という雰囲気、陸の果てにある割には施設が綺麗、道路から遠く静か、管理人は21時まで
- 総合評価:また行きたい
- リンク: 飛騨たかね野麦オートビレッジ
飛騨たかね野麦オートビレッジの魅力
このキャンプ場の魅力は、高速から遠い(間違えた…)素晴らしい山の景色と、これが本格的なキャンプ場と思わせる雰囲気です。
こちらが正面側で、御嶽山が美しく見えます。絶景ですねー。
そして反対側が乗鞍岳となります。キャンプサイトによって見え方は変わりますが、これは一番下のグループサイトからの眺めです。
前後に美しい山を眺めることが出来るキャンプ場はそうないと思います。お酒が進みます…
キャンプ報告
中央からやや左に映る建物が受け付けのある山小屋です。中に入ると結構広く、21時まではトイレ、シャワーが使えます。飲み物、ガス、薪なども販売しています。ちなみに右側に看板がチラッと映ってますが、ここがグループサイトになります。
一番下のグループサイトから一番上まで歩きましたが、かなり広く結構な時間がかかります。上の方は林間サイトになっており、雰囲気が良いです。
また中程に広場があるサイトもあり、ここはグループにも良さそうで、トイレも近くにあります。夜は照明がいい感じで雰囲気があります。
写真撮り忘れました…
当日はグループサイトを使わせて頂きました。こんな感じです。テント4つに、タープ1つでも半分ぐらいしか使っていません、広いです。電源も臨時で引いてもらいました。
周辺の遊びですが、受け付けの前から下に流れる小川に降りられます。水はしこたま冷たいです。この時は、山椒魚の赤ちゃんがいました。魚もいるのですが捕まえられません。またキャンプ場に来るまでにもう少し広い川があります、そこでは釣り人がいましたので、渓流魚が釣れるようですね。
それにしても絶景です!この時はGWでまだ寒かったので、やっぱりあれですね。
寒い時は熱燗に限ります。お洒落な熱燗キットが欲しいですが、とりあえずあるもので代用します。お酒は確か鳥取で買った瑞泉です。スッキリして飲みやすくキレもあって、燗でも映えるお酒でした。
そんなこんなで夜が更けていきました。当然次の日は二日酔いになってしまいました…
その他
GWですが、高山の近辺では桜の咲いている神社がありました。気候的には1ヶ月ほど遅れているということなんでしょうか。キャンプ場はさらに高地にありますので、寒さ対策は万全にしていきましょう。春を2度楽しむことができました。
編集後記
重ねてお伝えしますが、平地よりも10度以上は冷え込みます。この時は、GWでしたが、夜は冬対策が必要な程の寒さでした。油断したら風邪を引きますので、ご注意ください。
それから、グループサイトの真上には高圧電線があり、あたりが静かになると結構うるさいので、気になる方は避けた方がいいかもしれません。まあ、お酒を飲めば大丈夫ですがね。
最後に、最寄りの高速のICから1時間以上はかかります、途中にも一部のJAを除きお店はありません。連泊される場合は、高山市でまとめ買いされることをお勧めします。そうすれば雄大な自然の中、静かな休暇が過ごせます。
以上、報告でした。